第2回 Excel栄養君 |
■ まめ知識:食品選択からの入力 (練習2-0.xls)
食品選択による入力方法を学ぶ
2-1. メインのおかず (練習2-1.xls)
メイン料理1品の栄養価を『Excel栄養君』で計算する。
2-2. +サイドのおかず (練習2-1.xls)
サイド料理1品を追加した栄養価を『Excel栄養君』で計算する。
2-3. 2つの結果から考察をする (練習2-2.doc 表紙.doc)
2つの栄養価計算結果から、自分が選んだ食品の組み合わせがどうだったを考察する。
料理を選択して入力する以外に、食品を入力することもできる。
先週と同様に起動する
ツール → マクロ → セキュリティー を『中』に選択。
デスクトップ → マイコンピュータ → ローカルディスクC → V4EX00栄養君5訂 『最初に栄養君を登録するためのプログラム』を開く。
忘れた場合 → ここを見て復習!
Excel栄養君ツールバーの左から3番目にあるボタンを押す。
食品選択画面が現れる。
食品群別に一覧をみることができる。料理選択画面と同様に、クリックすると食品の項目だけが入力される。
重量(g)が入力されていないので、重量を入力する。重量の入力を完了すると、料理選択画面でデータを入力したことと同じになる。
以下のデータを入力してみよう。
重量を入力したら、栄養価計算が可能になる。(今回は栄養価の計算までは行わない)
ファイルを保存する。
フォルダ名:健康情報処理実習
ファイル名:練習2-0.xls
メインのおかずだけの栄養価を計算してみる。
開いているワークシート(Sheet1)の名前を変更する。Sheet1が表示されていなかったら、Excelの下のほうにある『Sheet1』を選択する。
名前の変更するには、『Sheet1』にカーソルを合わせて、右クリックすると、以下のようにポップアップウィンドウが出る。名前の変更を選択する。
『Sheet1』から『メイン1品』と、名前を変更する。
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→ | ![]() |
前回の課題であった、各自が選んだメインの食品を入力し、栄養価を計算する。
方法は先週と同様。
忘れた場合 → ここを見て復習!
計算し終わったら、作成した『成績印刷』のワークシートの名前も、『成績印刷』から『メイン1品の成績印刷』へと変更する。
ここで一度、ファイルを保存する。
フォルダ名:健康情報処理実習
ファイル名:練習2-1.xls
別のワークシート(Sheet2)を選択して、そこでメインのおかずとサイドのおかずの2品を合わせた栄養価を計算する。
ここでもワークシートの名前を、『Sheet2』から『メイン1品+サイド1品』に変更する。
メイン1品とサイド1品の2品の栄養価を計算する。
計算し終わったら、作成した『成績印刷』のワークシートの名前も、『成績印刷』から『メイン1品+サイド1品の成績印刷』へと変更する。
ファイルを保存する。
フォルダ名:健康情報処理実習
ファイル名:練習2-1.xls
Excelは終了しないまま、次の実習を行う。
2つの成績表の結果から、栄養価について考察をする。
考察はWordで作成する。
スタート → すべてのプログラム → Microsoft Word を選択し、Wordを起動する。
PCの不具合により、作成途中のデータが消える場合がある。頻繁に『上書き保存』をするように心がける。
表を貼り付けて文字を書くだけでは、提出物としてはふさわしくない。ここでレポートの形式を知っておこう。
レポートを出す機会がこれから何度かあると思うが、大体このような形式である(と思う)。
ただし、そのときの
先生がおっしゃる形式を優先すること。
・A4の用紙を用いる。
・レポートの左上をホチキスでとめる。
・レポートの内容とは別に表紙を1枚つける。
表紙には、授業名、課題番号・課題名、提出期限、提出日、学籍番号、氏名を書く。
・次のページから課題の内容を書く。ページ番号を入れると良い。表紙はページ番号を数えないので、表紙専用のファイルを作っておくと良い。
補足1:レポートの枚数が多い場合は、ページ番号を入力する際に、『3/9』(全9ページ中の3ページ目という意味)の形式で書くと良い。枚数が増えるとホチキスから用紙が外れる可能性があるので、そのとき後ろのページがなくなったことが分かるため。
補足2:枚数が多い場合は、レポートの上2箇所をホチキスでとめると、バラバラになりにくいので良い。その場合は、2穴を開ける場合を考えて、端の方でとめる。
正式なフォーマットと異なる点は、表紙がないことである。レポートの枚数が少ないときに、こちらを使う場合が多い。
手書きでも良いが、せっかくなのでWordで作成してみる。表紙にはページ番号を書かないので、別のファイルで作成すると簡単である。
メニューバーのファイル → 名前を付けて保存 を選択し、まずファイルを保存する。
フォルダ名:健康情報処理実習
ファイル名:表紙.doc
今回は練習として、正式なレポートのフォーマットで課題をやってみる。下のような感じに表紙を作成する。フォントサイズやフォントの種類については、特に指定がなければ、レポートを見る人が見やすいように設定すればよい。
完成したらファイルを保存する。
フォルダ名:健康情報処理実習
ファイル名:表紙.doc
Excelで作成した表やグラフは、Word・PowerPointなどに簡単に貼り付けることができる。『成績印刷』の表をコピー&ペースト(通称:コピペ)して、Wordに貼り付けよう。
メニューバーのファイル → 新規作成
メニューバーのファイル → 名前を付けて保存 を選択し、ファイルを保存する。
フォルダ名:健康情報処理実習
ファイル名:練習2-2.doc
まず、課題を書く。今回は『12pt、MS P明朝』でレポートを作成する。
課題 栄養価の面から考えたメイン1品とサイド1品の料理の組み合わせについて、予想と実際の計算結果について考察する。
考察は、成績印刷のうちの下の図の部分で行うので、ここをコピーしてWordに張り付ける。
まず、メイン1品の栄養摂取量をWordに貼り付ける。Excelのコピーする一番左上をアクティブセルにする。そして、そこからドラッグして表の右下までカーソルを運ぶ。
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→ | ![]() |
選択した範囲内で右クリックをして、コピーを選択する。
これで表のコピーは完了する。
Wordファイルの表を貼り付けたいところにカーソルをもっていき、右クリックで貼り付けを選択する。
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→ | ![]() |
表のタイトルを記入して、見やすくなるように表の幅や位置を変更する。
表の幅の変更方法:移動させたい表の線をクリックしたまま動かす。
表の位置の変更方法:表だけを選択し、『中央揃え』
を選択する。
同じように、メイン1品+サイド1品の栄養摂取量の表を貼り付けよう。
このとき、1ページ目の残りが少ないため、改行して次のページに貼り付ける。見やすさを優先してレポートは作成する。
できあがり。
Wordに貼り付けた2つの表から、自分の食品2品の選択が適切であったかを考えてみよう。
・感想などは書かない。
だめな例:すごいなと思った。感動した。くやしいと思った。など
・まずは全体的な結果の要約を書く。
例1:全体として、(カツカレー)に(ごぼうサラダ)を加えることで、バランスの良い献立となった。
例2:全体として、(カツカレー)に(ごぼうサラダ)を加えたが、バランスの良い献立とならなかった。
・どうしてその料理の組み合わせを選んだかを書く。
例3:(カツカレー)だけでは(食物繊維)が足りないと考え、(食物繊維)が豊富と思われる(ごぼうサラダ)を加えた。
例4:(カツカレー)だけでは(野菜)が足りないと考え、(野菜)が豊富と思われる(ごぼうサラダ)を加えた。
・数値などのデータから分かったことを書く。とりわけ目立った変化がある栄養価を優先に書く。
例5:栄養価のうち、予想通りに(食物繊維)は基準量以上になったが、(ビタミンD)は基準量を満たさなかった。
例6:栄養価のうち、予想と異なり(食物繊維)は基準量を満たさなかったが、(ビタミンDやビタミンB)については基準量を満たした。
例7:またほかにも(カルシウムや炭水化物)が増えて、(よりバランスの良い)献立になった。
例8:しかし(エネルギー)が基準量を大きく上回り、この面では良い献立と言えない。
・さらに良い献立となるような組み合わせがあれば書く。
例9:(カツカレー)と(ごぼうサラダ)では、(ビタミンDの摂取量がほぼ0)であったため、(ミルクプリン)を追加するとさらにバランスの良い献立になる。
例10:
(カツカレー)と(ごぼうサラダ)では、(ビタミンDの摂取量がほぼ0)であったため、(ごぼうサラダ)の代わりに(海藻サラダ)にするとさらにバランスの良い献立になる。
手書きでもいいが、簡単にページ番号を記入できるのでやってみよう。
メニューバーの表示 → ヘッダーとフッター を選択すると、『ヘッダーとフッター』のウィンドウが出てくる。そこでページを挿入したい場所(通常はフッター:ページの下)にカーソルを持っていき、『定型句の挿入』をクリックし、『- ページ -』または『ページ / 総ページ数』を選択すると、下の方にページ数が記入される。
『- ページ -』
『ページ / 総ページ数』
『ヘッダーとフッター』ウィンドウの一番右にある『閉じる』をクリックすると、通常の入力画面に戻る。
完成したらファイルを保存する。
フォルダ名:健康情報処理実習
ファイル名:練習2-2.doc
早めに終わったら、授業内で印刷して課題を提出してしまおう。
また、WordでもExcelと同じように表の線を変更したり、背景を変更したりできるので、見やすい表を作成する。