第13回 小テスト・SPSSで統計処理3 |
13-1. 小テスト
授業で勉強した内容の確認テスト。(栄養君、統計、t検定)
13-2. 相関
SPSSによる相関図や相関係数の求め方を学ぶ。
13-3. 回帰
SPSSによる回帰直線の求め方や回帰直線の引き方を学ぶ。
SPSSで相関係数を求め、相関図を作成する。
変数ビューを下のように設定する。
データを次のように入力しよう。
妊産婦受診率と新生児死亡率の相関表
相関係数を求めるには、メニューバーの分析 → 相関 → 2変数 を選択する。
『変数』に、数値が入っている変数『妊産婦』『新生児』を移動させる。オプションの設定を下のように行う。
設定が終わったら『続行』、そして戻ったウィンドウで『OK』を押す。
SPSSビューアに下のように計算結果が表示される。
青い印が相関係数である。
相関図はExcelと同様に、メニューバーのグラフ → 散布図 で作成できる。
単純な散布図 を選択して『定義』をクリックする。
横軸(X軸)、縦軸(Y軸)に表示するものを左から選択して→で移動する。
各データに名前があれば、『ケースのラベル』に設定する。
設定が完了したら『OK』を押す。
グラフがSPSSビューアに表示される。
回帰直線の式をSPSSで求める。
メニューバーの分析 → 回帰 → 線形 を選択する。
下のウィンドウが出てくる。
縦軸(Y軸)に表示したい変数を『従属変数』へ、横軸(X軸)に表示したいものを『独立変数』へ移動する。
『OK』を押すと回帰直線の傾きと切片が得られる。
一番したの表が回帰直線の式をあらわす。
今回の場合は、y=-0.063x+4.974
回帰直線には、メニューバーの分析 → 回帰 → 曲線推定 を選択する。
縦軸(Y軸)に表示するものを『従属変数』へ、横軸(X軸)に表示するものを『独立変数』へ移動する。
『OK』をクリックすると、先の相関図に回帰直線が入力される。
SPSSの授業はこれで終了する。
今後、いつでも使えるように復習をしておこう。