マイク口ンフトの元社長、ビル・ゲイツ氏が自身の日記上で、世界保険機構のデータ等をもとに「人間を死に至らしめる世界で最も危ない生物」を発表したらしい。これは、ある生物が年間に何人の人間を死に至らしめているかを示してて、サメは年間10人、ライオンは年間100人らしい。
んでんで、3位はヘビで年間5万人、2位は人間で年間47万5000人。そして1位は、蚊。年間72万5000人が死んでるらしい。

そうか、蚊は殺人をする悪いやつらなんだ・・・

ん？？

ここで疑問に思わなくてはならないこと。それは、蚊はあくまでも
マラリア、デング熱、黄熱病、などを媒介するだけだということ。
蚊本人はメスが産卵するための栄養源として血を吸うだけなのに対し、
他に挙げられた生物は、人間も含め、直接手をくだしている。
だから、蚊を同列に挙げるのは大きな間違い、というか、トリック。
公正にこのデータを並べるなら、一位は蚊ではなく、マラリア原虫とすべき。

誤解のないようにしておきたいのだけど、個人的に、寄ってくる蚊はみつけたら叩き潰す対象だし、なるべく遠ざけるようにしている。

けれども仮にビルが、
『だから蚊は撲滅させましょう』などと言っているなら恐ろしい。

蚊のオスは花の蜜を吸ったりして、花粉を運んだりもするらしい。


もちろんできっこないのだけど、もし仮に蚊を撲滅させたとしたら、次に撲滅の対象となるのは人間となるのだろうから。

もちろん個人の日記(あなたが読んでるこれもそうですが^^)の内容なのでまあいいんですが。

蚊をターゲットにするよりも、人間同士の殺し合いをいかにうまく減らしていくかに腐心すべきだろうな、と思っています。