iOSのというよりは、iCloudが絡むと　と言えるかもしれません。
過日　iOS 6.1のアップデートがあり、アップデート終了→再起動したところで、iCloudについての設定を　半ば強制的に　行うことになります。

そのとき、iCloud上に、iOSのデバイス（iPhoneなど)上にある連絡先情報をどうするのか、と訊いてくる。

結合するか　結合しないか。

ここで、結合しないを選ぶと悲劇が起きる。
もともとのiCloudの設定にもよるんだけど、連絡先情報がiCloud上にない　または　とても古い　と、上記の選択の直後、
iOSのデバイス上から連絡先がなくなる　または　とても古くなる。

iOSが4以前の場合には、OSのアップデートには必ず母艦が必要で、母艦にとられたバックアップに連絡先情報が含まれていた。
また、Windowsアドレス帳とかOutlookとかを使っていれば、
それらと同期をとるということも行うことができた。

が　iOS5以降はOSのアップデートに必ずしも母艦は必要でなくなった。
CDやMP3のファイルをiPod(iPhone上ではいつしかこの名称を使わなくなっている。現在ではミュージックというアプリになっている）に送る場合にのみ使う程度だったりする。

すなわちバックアップを取る機会がへっているということ。

バックアップの中にある連絡先情報は、ツールを使えば単独で
iPhoneに書き戻すことは可能である。しかしながら、
上記の状況だとその連絡先情報が　とても古い　ということも
ありうる。

iOSの場合には、携帯電話で可能であった、連絡先をmicroSDに置いておくなんてこともできないので、連絡先の管理には
かなり注意が必要だと思った。