
SPAMメールに対する防御設定の変更について
投稿日時 2005-07-06 17:08:09 | カテゴリ: お知らせ(学内むけ)
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今月に入ってから、本学メールアカウントあての迷惑メール、減っていることに気づかれましたか?
本学ではかねてから、迷惑メールの対応を各ユーザのお好みで行う仕組みを提供してきましたが、発信元およびメール内の語句チェックだけでは防御しきれない状況になってきました。
これは、多くの無防備な一般家庭内のWindowsパソコンがブロードバンドによる常時接続の形態となっていて、それらにメールサーバ機能をもつスパムメーラがインストールされ、迷惑メールが送信され続けているためです。 スパムメーラは、インストールされたWindowsパソコン内に保存されているメールアドレスを収集し、それらのアドレスを発信者・受信者のアドレスにセットして送信します。 そのため、迷惑メールの送信元に苦情をいうこともできない状態です。
このような状況のなかで、S25Rという方式での迷惑メール対策を採用するサイトが増えてきました。 この方式は、発信元ホストのIPアドレスからホスト名を逆引きし、
1 ホスト名がみつからない 2 ホスト名がプロバイダにつながった家庭用パソコンにわりあてられた一時的なもの
である場合に、受信を保留し、発信元に再送要求を自動的に行うというものです。
さらに、正当な発信元のメールサーバの中には、まれに上記の条件にかかってしまうものも少なからず存在します。
そういったものは手動で許可情報(ホワイトリスト)を蓄積し 受信できるようにします。 その場合には、発信から受信まで、タイムラグが発生します。 極力 まっとうに受信されるべきメールが未達または延達とならないように努力しますが、人の目によるチェックが入った後に手動でホワイトリストへの登録を行いますので、その点をお含みいただきたくお願い申しあげます。
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